リビングでゲームをするとき、音量を絞りがちなせいでゲームの音がちゃんと聞けていない——そんな悩みを抱えていました。かといってイヤホンを外すたびに没入感が途切れるのも嫌で、「家族と話しながらゲームできるイヤホン」を探し続けた結果、たどり着いたのが「SOUNDPEATS Air5 Pro」です。
外音取り込みモード(イヤホンをしたまま周囲の音を取り込む機能)と強力なノイズキャンセリングを両立した完全ワイヤレスイヤホンで、タイムセール時は約7,000円で購入できました。この記事では実際に使ってみた体験と、Amazon・楽天・Xの口コミをまとめています。
買う前に悩んでいたこと:音ズレ問題とオープンイヤーの壁
ゲームで「音ズレ」だけはどうしても許せなかった
モンハンやゼンゼロをプレイしているとき、映像と音がズレるのがどうしても気になります。リズムゲームをやっているわけではないのですが、アクションゲームで音と動きがかみ合っていないのは、個人的に結構なストレスです。
安価なワイヤレスイヤホンの多くは、「ゲームモード」を搭載していても実際には遅延が残るものが多く、レビューを見ても「ゲームには使えない」という声が少なくありませんでした。
音ズレの原因はBluetoothの転送コーデック(音声データの送り方の規格)の問題です。「aptX Adaptive」や「aptX Lossless」といった高速転送に対応していないと遅延が生じやすくなります。私が使っているタブレット「RedMagic Astra」はこれらに対応しているので、イヤホン側も対応しているものが条件でした。
オープンイヤーを諦めた理由
最初に候補として挙げていたのはオープンイヤー型のイヤホンでした。耳を塞がないので周りの音が自然に聞こえ、家族との会話も途切れないというメリットがあります。
ただ、気になるオープンイヤー製品のレビューを見ていくと、「ノイズキャンセリングの不具合」「長時間使用での接続切れ」「結局音漏れはする」といった気になる声もあり、3万円近い価格帯でそのリスクを取るのは躊躇しました。
そこで目を向けたのが、カナル型でも「外音取り込み機能」があるイヤホンという選択肢です。最初は「イヤホンを耳に入れていたら聞こえないでしょ」と思っていましたが、実際に使った人の声を見ると「普通に会話できる」という意見もちらほら。それがAir5 Proを試してみた理由です。
検討していたオープンイヤーイヤホンはコチラ。
Cleer ARC 3 Gamingレビュー:ゲームイヤホンに「オープンイヤー」という選択。超低遅延の実力と音質、マイク性能まとめ - Amazon・楽天 口コミ再調査まとめログ
実際に使ってみた感想

ゲーム中の音ズレはどうだったか
AndroidタブレットにBluetooth接続し、設定画面を見てみると「aptX Adaptive」が選択できる状態になっていました。公式アプリ「PeatsAudio」をインストールして、「ゲームモード」を選択。その状態でゼンゼロをプレイしてみると、音ズレがほぼ気にならないレベルでした。
Bluetooth接続である以上、有線と完全に同じとは言えないかもしれませんが、少なくとも私がプレイしていて音ズレを感じることは、ほとんどありませんでした。
外音取り込みモード:静かな部屋とリビングでは別物だった
最初に静かな自室で外音取り込みモードをオンにすると、「サー…」というホワイトノイズが聞こえてきました。正直「これは失敗だったか」と思いました。
ところが、実際にリビングで使ってみると、このホワイトノイズがほとんど気にならなくなりました。生活音や環境音がある程度ある場所では、ノイズが自然にかき消されるようです。結果として、イヤホンをつけたまま妻との会話もできますし、リビングのテレビの音も普通に聞こえています。
「正解はオープンイヤーじゃなかったんだな」というのが、しばらく使ってみた正直な感想です。
ノイキャンモードも想像以上に使える
外音取り込みとは逆に、集中したいときはノイズキャンセリング(ANC)モードをオンにしています。仕事中に雑音をシャットアウトして音楽を聴く使い方をすると、これが地味に気持ちいいです。
-55dBというスペック上の数値は、同価格帯のイヤホンの中ではトップクラス。完全無音になるわけではありませんが、エアコンの音や遠くの話し声はかなり抑えられます。会社では集中したい時の耳栓代わりに、自宅ではリビングゲームのお供に、と使い分けが完全に定着しました。
個人的に気になった点
満足度は高いですが、正直に言うと気になった点もあります。
一番困ったのは、イヤホン本体にL(左)とR(右)の表示がわかりやすい場所にないことです。ケースから取り出して転がしてしまうと、どっちが左でどっちが右かわからなくなります。イヤホンに慣れている人は形で判断できるのかもしれませんが、私はそこまでオーディオに気を使って生きてきた人間ではないので、毎回「あれ?」となります。シールでもはがれないやつを貼るか、何か対策を考え中です。

もう一点は、ケースに傷がつきやすそうな素材感であること。前モデルは傷や指紋がつきにくい加工がされていたようですが、Air5 Proはやや普通のプラスチック感があります。気になる方は保護ケースを別途用意するのが無難かもしれません。
Amazon・楽天・Xの口コミまとめ
私の体験だけでなく、他の購入者の声も確認しました。全体的に満足度は高く、特に「ノイキャンの強さ」と「コスパ」に対して高評価が集中しています。
Amazonの口コミ傾向
Amazonでは発売直後から購入者レビューが多数集まり、評価の大多数が星4〜5です。「1万円以下でこの性能は驚異的」という声が繰り返し見られます。
良い口コミ
- ノイキャンが2万円台に匹敵:カフェや電車内の騒音がしっかり消える。価格帯を超えた性能という声が多い。
- aptX Adaptive対応でゲームに使えた:Android機との組み合わせで音ズレがほぼ解消されたという報告が続く。
- 装着感がよく外れにくい:先端部分に傾斜があり耳にしっかりフィット。激しい動きでも安定しているという声が多い。
気になる口コミ
- ワイヤレス充電に非対応:同価格帯のライバル機が対応しているものもあるため、ここだけ惜しいという指摘が散見される。
- アプリに会員登録が必要:「PeatsAudio」の利用に登録が要る点を面倒と感じる人が一定数いる。
- マルチポイント時にLDACがオフになる:2台同時接続するとLDACが解除される仕様。音質にこだわる人は注意が必要。
楽天市場の口コミ傾向
楽天では初めてノイキャン付きイヤホンを買ったという層からの声が多く、「これが1万円以下で買えるのか」という驚きのトーンが目立ちます。通話品質についての好評価も楽天では多く見られました。
良い口コミ
- テレワークの通話でも使えた:6マイク+AIノイズキャンセリングにより、オンライン会議でもクリアに声が届くと好評。
- 急速充電が地味に便利:10分充電で約2時間再生できる仕様が、忙しい日常でありがたいという声が多い。
- 長時間聴いても疲れない音:低音の力強さはありつつボーカルも埋もれない。耳が疲れにくいという評価が続く。
気になる口コミ
- L/Rの表示がわかりにくい:左右の刻印が目立たず、慣れるまで迷うという声が散見される(私も同じ悩みです)。
- 高音域がやや曇る:ドンシャリ傾向が強く、高音のクリアさを重視するリスナーには物足りない場面も。
- ケースに傷がつきやすい:前作と比べて素材感が変わり、傷や指紋が目立ちやすいという声がいくつかある。
X(旧Twitter)の口コミ傾向
Xでは購入直後のリアルな感想が多く、ゲーム用途での音ズレ報告や外音取り込みの実用性についての投稿が目立ちます。ガジェット好きのユーザーからは他機種との比較論も活発でした。
良い口コミ
- ゲームとの相性が良い:aptX Adaptive対応のAndroid機と組み合わせてアクションゲームでも音ズレがほぼないという報告が多数。
- 仕事中の耳栓代わりに最高:ノイキャンをオンにして作業に集中する使い方がX上で多く支持されている。
- 価格帯がおかしいレベル:「7,000〜8,000円で買えるものとは思えない」という投稿が目立ち、コスパへの評価が特に高い。
気になる口コミ
- 静かな環境での外音取り込みにホワイトノイズ:無音に近い空間でオンにするとサーという音が気になるという投稿がちらほら。
- ケースに戻さないと電源が切れない:イヤホン単体で電源オフができない仕様を不便に感じる声がある。
- iPhoneではLDACが使えない:iPhoneはAAC接続のみのため、高音質コーデックをフルに活かしたい人には用途が限られる。
この商品が向く人・向かない人
私のように「リビングでゲームをしながら家族の声も拾いたい」「音ズレが気になる」という人には、現時点でかなり有力な選択肢です。オープンイヤー型を検討している人も、外音取り込み付きのカナル型を一度選択肢に加えてみる価値があります。
特にaptX AdaptiveやaptX Lossless対応のAndroid端末を使っている人にとっては、音ズレ・音質・外音取り込みのすべてが1万円以内で揃う、なかなか出会えない一台です。
逆に向かないのは、ハイレゾ音質にこだわるオーディオ重視の人、ワイヤレス充電が前提の人、iPhoneメインで高音質コーデックをフルに活かしたい人です。iPhoneユーザーでも基本的な機能は十分使えますが、せっかくのコーデック対応を活かしきれない点は念頭に置いておくと良いでしょう。
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