📅 最終更新日:2026年5月28日 / 情報は調査時点のものです
EPOMAKER Glyph(エポメーカー グリフ)は、1950年代のタイプライターをモチーフにしたデザインのワイヤレスメカニカルキーボードです。
丸型のキーキャップ、サイドに突き出たレバー、右上の小さなカラーディスプレイ。PCやタブレットで文字を打つための道具でありながら、見た目はどこか懐かしいレトロガジェットに仕上がっています。
ここまで個性的だと、気になるのは「見た目はいいけど、普通のキーボードとして毎日使えるの?」という点ではないでしょうか。
ところが仕様を見ると、PBTキーキャップ、75%配列、8000mAhバッテリー、Bluetooth/2.4GHz/有線の3モード対応と、実用キーボードとして整った中身を備えています。このデザインと実用性のギャップこそ、買ってから満足できるかどうかを分ける核心になります。
この記事では、実売2万円前後のEPOMAKER Glyphを「見た目で選んでいいのか」最後まで迷っている人に向けて、レトロな外見の裏にある使い心地を、Amazon・楽天・Xの口コミと仕様の両面から整理していきます。毎日のデスク作業に少しだけ気分を入れたい人に、どこまで応えてくれる一台なのかが見えるはずです。
もくじ
EPOMAKER Glyphとは|タイプライター風75%メカニカルキーボード

EPOMAKER Glyphは、2026年に登場したタイプライター風デザインのメカニカルキーボードです。
レトロホワイトのツートーンボディに、83個の丸型PBTキーキャップ、サイドに配置されたキャリッジリターン風レバー、そして右上の2.79インチカラーディスプレイが目を引きます。
実売価格は2万円前後。EPOMAKER公式のほか、Amazonでも取り扱いがあります。
主なスペック
- レイアウト:75%配列(83キー)
- サイズ・重量:約347×207×57mm/約1,178.8g
- キースイッチ:EPOMAKER Wisteria Switch V2(リニア)
- キーキャップ:PBT素材、フローティングタイプ
- 接続方式:Bluetooth 5.0 / 2.4GHzワイヤレス / USB-C有線の3モード
- バッテリー:8000mAh
- ディスプレイ:2.79インチTFTカラー(時刻・接続モード・CPU使用率・バッテリー残量等を表示)
- 機能:ホットスワップ対応、RGBバックライト、5層ダンピング構造、Nキーロールオーバー
- 専用ソフト:Epomaker Driver(Windows/macOS対応、日本語未対応)
スマホやタブレットを立てかけられるホルダースリット、リターン/バックスペースを兼ねるサイドレバー、音量や設定切替に使えるノブも備えています。
タブレットを乗せて文章を書く用途や、接続せずに通知ディスプレイとして使う方法も想定された設計です。
特徴的なポイントは「ディスプレイ」と「物理レバー」
多くの個性派キーボードが見た目だけで終わる中、Glyphは2.79型ディスプレイの実用性で一歩抜けています。
時刻だけでなく、CPU使用率・接続モード・入力モード(かな/英数)・曜日・バッテリー残量まで表示可能。専用ソフトを使えば任意のグラフィックや画像も表示できます。
左サイドレバーはEnterキーやBackSpaceキーの機能を兼ねており、長文を打っているときに「ガチャン」と倒すだけで戻れる感触は、機能的にも触感的にもタイプライターらしさが残っています。
右のつまみは音量調整や再生、停止機能も付いていて、見た目だけではなく機能も兼ね備えています。
Amazonでの口コミ傾向
Amazonの口コミでは、見た目への満足感とPBTキーキャップの打鍵感に関する声が中心です。
一方で、ソフトウェアが日本語非対応である点や、価格に対する評価が分かれる傾向も見られます。
Amazon口コミの傾向
レトロな外観に惹かれて購入し、想定以上に「実用キーボードとして使える」と感じた人が多い印象です。一方、丸型キーキャップの慣れや、ディスプレイのカスタマイズに専用ソフトが必要な点には言及が分かれます。
良い口コミ
- 見た目以上に実用的:タイプライター風の見た目に惹かれて買ったが、PBTキーキャップとフローティング構造で打鍵感も普通に良かった
- ディスプレイが地味に便利:時刻や接続状態が一目で分かる。CPU使用率の表示は予想外に役立っている
- タブレット立て掛けが秀逸:スリットにiPadを差すだけで、キーボード+ディスプレイ一体型の作業環境になる
気になる口コミ
- 丸型キーは慣れが必要:思っていたよりキーが小さく感じ、最初の数日はタイプミスが増えた
- 専用ソフトが日本語非対応:Epomaker Driverが英語のみで、ディスプレイのカスタマイズに少し苦労した
- 2万円の価値は人を選ぶ:同じ価格帯ならもっと実用寄りの選択肢もあり、見た目に2万円出せる人向けだと感じた
📝 管理人メモ
仕様を確認したところ、キーキャップは凹型形状になっていて指がフィットしやすい工夫があります。「丸型は慣れが必要」という声があっても、凹みのおかげで打ち損じが少なくなる設計のようです。また、Wisteria V2スイッチはリニアタイプなので、軽い打鍵感を好む人向けの仕様だと言えそうです。
楽天での口コミ傾向
楽天では、ギフト用途や「自分へのご褒美」として購入する声が多めです。
デザインへの満足が中心ですが、その分「ソフトの使い勝手」「ディスプレイの解像度」など細部に踏み込んだ気になる声も出ています。
楽天口コミの傾向
レトロガジェット好きの購入が目立ちます。リストレストやスタンドが標準付属で「届いてすぐ使える」と評価される一方、専用ソフトの操作性や付属品の細部に物足りなさを感じる声もあります。
良い口コミ
- 付属品が充実している:シリコンリストレスト・予備スイッチ・キーキャッププーラーが標準で付属し、開封してすぐ快適に使える
- レトロホワイトの色味が好み:写真より実物のほうがツートーンの落ち着き感が出ていて、デスクに置いた満足度が高かった
- 3モード接続が便利:仕事PCは有線、私物Macは2.4GHz、iPadはBluetoothと使い分けできて1台で完結する
気になる口コミ
- 思っていたより重い:約1.2kgあるので、デスク間の移動や持ち運びを想定していたら計算が狂った
- ディスプレイの解像度は控えめ:カスタム画像を表示できるが、思っていたほど精細ではなく装飾的な範囲に留まる
- カラーバリエーションがほぼ1色:好みのカラーで選べる楽しさは少なめ。これだけは買う前に確認しておけばよかった
📝 管理人メモ
口コミを読んでいて気になったのは、楽天購入者層がギフト・ご褒美用途を強く意識していることです。デザインを優先する人ほど満足度が高くなる一方、機能優先で買うと「重さ」「ソフトの英語表示」が引っかかりやすい構造になっていそうです。
X(旧Twitter)での口コミ傾向
Xではガジェット好きユーザーが「設置して撮影」した投稿が多く、視覚的な満足度を中心に語られます。
ただし長く使い込んだ後の正直な感想も少なくなく、ここがリアルです。
X(旧Twitter)口コミの傾向
導入直後の高揚感ある投稿が多い一方、「1ヶ月使ってみて」「2週間で気づいたこと」という時間経過レビューも徐々に出始めています。デザインで買って、機能でリピート判断する流れが見られます。
良い口コミ
- デスクの主役になる:作業中に視界に入ると気分が上がる。SNSに上げると反応がもらえる「映え」キーボード
- 打鍵音がクリーミー:5層ダンピング構造のおかげか、安っぽいカチャカチャ音ではなく落ち着いたサウンド
- サイドレバーが思いのほか実用:バックスペース代わりに使うと、長文編集で手の負担が減った
気になる口コミ
- ディスプレイの実用範囲は限定的:時刻表示などは便利だが、買う前にイメージしていたほど多用途には使っていない
- フローティング構造は埃が入りやすい:見た目はかっこいいが、定期的にエアダスターでの掃除が必要
- 映え重視で買ったら使用頻度が下がった:見た目に惚れて買ったものの、結局メインのキーボードには戻ってしまった
📝 管理人メモ
口コミを読んでいて気になったのは、「メインで使い続けるか、サブで愛でるか」で評価が大きく変わる商品だということです。仕様を確認したところ、エルゴノミクス的に最適化された形状ではないので、長時間タイピングする人ほどメインキーボードと比較して評価が辛くなる傾向が読み取れました。
期待値で見る購入者の声
口コミを分析すると、購入者の声は「事前のイメージとどう違ったか」で3つに分かれます。Glyphは見た目のインパクトが強いぶん、期待のかけ方で満足度が大きく変わる商品です。
😊 期待以上だった声
- 打鍵感が想像より本格的だった(リニアスイッチ+PBTの組み合わせ)
- 3モード接続が便利すぎて、結局メイン機になった
- 付属のリストレストとスタンドだけで完結する開封体験
😐 期待通りだった声
- レトロなデザイン性は写真の印象通り
- サイドレバーの感触はタイプライターっぽくて満足
- 2.79型ディスプレイは「あれば嬉しい」程度の便利さ
😕 期待外れだった声
- 思っていたよりかなり重かった(約1.2kg)
- 専用ソフトの日本語非対応で設定に手間取った
- ディスプレイの解像度は想像より粗かった
ライバル商品との口コミ比較
タイプライター風キーボードとしては、同じ価格帯にYUNZII QL75があります。デザインの方向性は似ていますが、口コミから見える評価軸には明確な差があります。
YUNZII QL75の詳細レビューはこちらも参考になります。
| 比較軸 | EPOMAKER Glyph | YUNZII QL75 |
|---|---|---|
| 最も評価されている点 | ディスプレイとサイドレバーによる「機能的レトロ感」 | 軽快な打鍵音と価格バランス |
| 気になる声で多い内容 | 約1.2kgの重量、専用ソフトが日本語非対応 | 丸型キー配列の慣れ、ABS素材で長期使用の質感低下 |
| 主な購入理由 | デザイン+機能性の両立、ディスプレイ機能 | レトロデザインを手頃な価格で試したい |
| 価格帯(2026年5月時点) | 約20,000円前後 | 約16,000円台 |
| キーキャップ素材 | PBT(耐久性・耐油性◎) | ABS(質感は良いが摩耗に弱め) |
結論として: どちらが「優れているか」ではなく、どちらが「自分に合うか」が選択軸になります。具体的には、ディスプレイ機能と長期使用の耐久性を重視するならEPOMAKER Glyph、手頃な価格でタイプライター風を試したいならYUNZII QL75が向いています。
よくある質問
Q. Mac/iPadで使えますか?日本語配列対応は?
A. Mac・Windows・Android・iOSに対応し、Bluetooth 5.0でiPadとも接続できます。配列は英語配列(US配列)のため、日本語入力時はOS側の設定で英数/かな切替を行う必要があります。日本語配列モデルは存在しません。
Q. ディスプレイには自分の好きな画像も表示できますか?
A. はい、Windows/macOS用の専用ソフト「Epomaker Driver」を使うことで、任意の静止画やGIFアニメを表示できます。ただし解像度は決して高くないため、写真の細部までは再現できません。なお、専用ソフトは現時点で日本語非対応です。
Q. キースイッチは交換できますか?
A. ホットスワップ対応のPCBを搭載しており、3ピン/5ピンのMX互換スイッチに付属のプーラーで交換可能です。標準搭載はWisteria V2リニアスイッチで、軽めの打鍵感が特徴です。タクタイル系に変えたい場合も後から対応できます。
Q. 持ち運び用途には向きますか?
A. 重量約1,178.8gと持ち歩きには重い部類です。サイズも約347×207mmあるため、カフェなどに持ち出すよりはデスクで据え置く使い方の方が現実的です。タブレットスタンド機能を活かして、自宅デスクと寝室デスクを行き来する程度なら問題ない範囲です。
買うべき人 / 見送るべき人
口コミと仕様を踏まえて、このキーボードが向く人と向かない人を整理しました。Glyphは「実用と趣味性の真ん中」にいる商品なので、どちらに重心を置くかで満足度が大きく変わります。
買うべき人
- 2万円前後の予算で、見た目と打鍵感の両方を譲りたくない人
- PCとタブレットを1台のキーボードで切替えて使いたい人
- RGBバックライトや時計・通知ディスプレイなど、デスクの「視覚的な情報密度」を上げたい人
- 英語配列に抵抗がなく、専用ソフトが英語でも触れる人
見送るべき人
- 1日中タイピングするヘビーユース用途で、エルゴノミクス重視の人
- 持ち運び前提でカフェ作業や出張に使いたい人(約1.2kgは重い)
- 日本語配列(JIS)でないと困る人
- 機能性のみで2万円のキーボードを選びたい人(同価格帯にコスパ重視の選択肢が他に多数)
📝 リサーチして印象に残ったこと
この手のキーボードは、大抵が見た目だけのアクセサリ等が付いてるだけだったりするのですが、この製品はちゃんと機能するモノが付いていました。
左奥のレバーは上に回すと「Enter」キーと同じ挙動をして、逆に下に回すと「BackSpace」キーと同じ挙動をして、まさにタイプライターを打っている体験が出来るのが驚きました。
右奥のつまみは音量調整、再生・一時停止が出来て、見た目だけじゃないことをちゃんと体現しています。
スクリーンもちょっとした情報を表示してくれるので、本格的なガジェットとしてオススメできるキーボードですね!
まとめ
EPOMAKER Glyphは、「タイプライター風のレトロデザイン」と「現代的なメカニカルキーボードとしての性能」を、2万円前後の価格で両立させた珍しい一台です。
PBTキーキャップ、ホットスワップ対応、3モード接続、8000mAhバッテリー、5層ダンピング構造、そして2.79インチカラーディスプレイ。スペックだけ並べれば、装飾品の枠を超えた本格仕様だと分かります。
ただ、口コミを丁寧に読むと、満足度を左右するのは「期待のかけ方」です。
「実用一辺倒の最強キーボード」を期待すると、約1.2kgの重量や英語配列・ソフトの日本語非対応で物足りなさが残ります。一方、「視界に入ると気分が上がる、毎日触って楽しいキーボード」を求める人にとっては、4,000円安いYUNZII QL75よりも素材と機能で一歩上の体験になります。
同価格帯でこの方向性の商品は限られており、レトロ×メカニカル×ディスプレイという組み合わせを満たす上位互換は現時点で見当たりませんでした。
「毎日のデスク作業に、少しだけ気分を入れたい」──そんな前提が当てはまるなら、迷う理由はそれほど多くないキーボードです。







