📅 最終更新日:2026年6月7日 / 情報は調査時点のものです
「ただのフツーのスマホはイヤだ。どうせなら変わったスマホが欲しい。」
そんな気持ちで選んだのが、Nothing Phone 4a Proでした。
イギリスのメーカーNothingが手がけるAndroidスマホで、2026年4月から日本でも楽天モバイルや直販で買えるようになった一台です。
背面に「グリフマトリックス」という、無数のミニLEDで通知やアニメーションを表示する一風変わった仕組みを載せています。
発表後すぐに予約購入して、ちょうど1カ月使いました。
ここでは自分が実際に使って感じたことを軸に、Amazon・楽天・X(旧Twitter)で他の購入者がどう言っているのかも合わせて整理します。
「人と違うスマホが欲しいガジェット好き」に向く機種なのか、判断材料がそろうように書いていきます。
もくじ
実際に1カ月使ってみて気づいたこと
ケースを付けずに使いたくなる手触り

本体はアルミのユニボディで、触るとひやっとした感触があります。
これが実機で持つと手に馴染む感覚があって、ケースを付けないで使いたいと感じてしまいました。
(透明なソフトケースは箱に同梱されています。)
ただ、アルミなので手汗や皮脂の跡が背面に付きやすく、気になってきたらウェットシートで拭いています(笑)。
そのままだと落とした時に角が心配だったので、Amazonでバンパーを別途買って付けました。

似た商品のAmazonレビューでは「バンパーを付けたら4G・5Gが繋がりにくくなった」という声も見かけました。
ですが自分が買ったバンパーでは、そういう症状は出ていません。会社では5Gも問題なく使えますし、出かけても繋がりにくいと感じる場面は今のところありませんでした。
このあたりは住んでいる電波環境にもよりそうなので、ここは好みというより環境次第かもしれません。
もうひとつ、このアルミボディのおかげなのか、ゲームをしていてもスマホ自体が熱くなりにくいです。
ここはちょっと感心したポイントでした。
手触りは気に入っているのですが、正直に書いておくと、本体は約210gあって重いです。女性だと少し辛いかもしれません。
大きさもそこそこあるので、片手操作はかなりつらいです。手が大きい人や指が長い人ならいけるかもしれませんが、基本は両手で操作することをおすすめします。
ちなみに、仰向けになって操作するのはヒジョーに危ないです…(笑)。顔に落とすと普通に痛いので気をつけてください。
Nothing OSのおかげで、画面の中までオシャレ

Nothing OSは、他のAndroidのカスタムOSとは見た目がはっきり違います。
全アプリのアイコンの見た目を統一してくれる「アイコンパック」があり、これでホーム画面のまとまり感が一気に出ます。
歩数計・カレンダー・時計・天気といった独自ウィジェットも、ドット・ピクセルで表現された独特な見た目になっています。
さらにウィジェットは自作もでき、他のユーザーが公開してくれたものを使うこともできました。
見た目の雰囲気だけなら他機種でも近づけられるかもしれませんが、ここまでまとまった世界観は他では真似しにくいところです。
ガジェット感を出してくれるグリフマトリックス

最大の特徴がこのグリフマトリックスで、背面に並んだミニLEDで通知や時刻を表示してくれます。
画面を下にして置いていても、着信や通知をここで知らせてくれるのが面白いところ。
「LINEはスマイルマーク」「Xはこの表現」「着信は人が歩く見た目」というように、アプリごとに表示を変えることもできます。
ポモドーロタイマー機能もあって、経過時間を砂時計で表現してくれます。自分は作業中によく使っていて、座りっぱなしにならないように区切りを付けるのに役立っています。
特に何も表示するものがない時は、常に時刻を出しておくこともできました。

このグリフの表示もウィジェットと同じく自作でき、他の人が作ったものも使えます。
「Nothing Phoneは気になるけど、背面の演出はそんなに使わないかも」という人は、同時期に出た廉価版のNothing Phone 4aを見てみるのもいいと思います。あちらは「グリフバー」というシンプルな仕組みを積んでいます。
普段使いには十分なカメラ




ゴールデンウィークに出かけた時に何枚か撮ってみました。
自分はカメラが上手いほうではないのですが、それでも十分キレイに撮れていると感じました。
他のレビューでは「シャッター音が大きくて気になる」という声を多く見かけました。
ただ自分はそこまで気になりませんでした。「ピコッ」という、iPhoneとは少し違う音ではありますが、自己主張が激しい音でもなく、前に使っていたNubia Z70 Ultraと比べるとむしろ静かに感じています。
基本スペック(日本版)
日本直販モデルと楽天モバイル版の仕様をもとにまとめます。
価格は直販で79,800円(税込)、楽天モバイル版は78,900円(税込)です(調査時点)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 / OS | A069P / Android 16(Nothing OS) |
| ディスプレイ | 約6.83インチ 有機EL(2,800×1,260) / 最大144Hz / 最大5,000ニト |
| SoC | Snapdragon 7 Gen 4 |
| RAM / ストレージ | 12GB / 256GB(microSD非対応) |
| カメラ | 約5,000万画素メイン+約5,000万画素ペリスコープ望遠(光学3.5倍)+約800万画素超広角 / 最大140倍デジタルズーム |
| バッテリー / 充電 | 5,080mAh / 50W有線(ワイヤレス充電 非対応・ACアダプター非同梱) |
| その他 | FeliCa(おサイフケータイ)対応 / IP65防水防塵 / 画面内指紋認証・顔認証 / 約210g |
| サポート | OSアップデート最大3年 / セキュリティ最大6年 |
RAM12GB・ストレージ256GBで、重いゲームを詰め込まなければ普段使いで詰まる場面は少ない構成です。
一方でmicroSD非対応なので、写真や動画を大量に撮る人はこまめなバックアップ前提になります。
Amazon・楽天・Xの口コミ傾向
発売から日が浅いので件数はまだ多くありませんが、価格.comでは満足度4.18(7人・調査時点)と、出だしは好意的な評価が並んでいます。各プラットフォームの傾向を見ていきます。
Amazon:デザインとカメラへの満足が中心
「他にないデザイン」と「この価格で望遠が使えること」を評価する声が目立ちます。一方で、重さや充電まわりの仕様に触れる人もいます。
良い口コミ
- 所有欲が満たされる:メタルボディとグリフの組み合わせが他にない、人に見せたくなるという声。
- 望遠が思ったより使える:この価格帯で望遠カメラが付いていて、撮れる写真の幅が広がったという評価。
- 余計なアプリが少ない:プリインストールのアプリが少なく、すっきり使えるという声。
気になる口コミ
- 思ったより重い:約210gで、長時間持つと重さを感じるという声。
- ワイヤレス充電がない:前の機種で使っていたので、無いのが地味に不便という想定外の指摘。
- 防水がIP65止まり:水没まではカバーしないので、買ってから「IP68だと思っていた」と気づいたという声。
📝 管理人メモ
口コミを読んでいて気になったのは、不満の多くが「性能」ではなく「仕様の前提」に集まっている点です。重さ・ワイヤレス充電・防水等級は、スペック表を流し読みすると見落としやすい項目で、買ってから気づいて後悔につながりやすい部分でした。
楽天:キャンペーンと「個性」で選ぶ層が中心
楽天モバイルが独占販売という事情もあり、ポイント還元と合わせて「個性のある一台」として選んでいる声が多めです。
良い口コミ
- 同価格帯で唯一無二:グリフマトリックスとペリスコープ望遠の組み合わせは他にない、という満足の声。
- 指紋・顔認証が快適:認証の反応が良く、持ち上げるだけで解除できて快適という評価。
- FeliCa対応が嬉しい:この価格でおサイフケータイが使えるのはありがたいという声。
気になる口コミ
- スピーカーの音が惜しい:音量を上げると音が割れ気味で、価格相応かそれ以下に感じたという声。
- ゲームはほどほど:重いゲームだとハイエンドには及ばず、想像より性能が出なかったという指摘。
- ACアダプターが入っていない:50W充電に対応しているのに充電器が別売りで、買い足しが要ると後から気づいたという声。
📝 管理人メモ
仕様を確認したところ、スピーカーまわりはアプリごとの音量設定などの細かい調整機能が用意されていないようです。Nothingはイヤホンも作るメーカーなので、有線・無線のイヤホン前提なら気にならない一方、スマホ単体のスピーカーで音楽を流す使い方だと評価が割れそうです。
X(旧Twitter):実機写真と「遊び」の投稿が多い
背面の点灯やカメラの作例を載せた投稿が目立ち、「持っていて楽しい」という温度感の声が中心です。
良い口コミ
- 背面の演出が楽しい:グリフの点灯やアニメーションを自分好みに設定して遊んでいるという投稿。
- 色がパッと映える:空や花の色が鮮やかに出て、SNSに上げたくなる仕上がりという声。
- 一目でNothingと分かる:見ただけでブランドが分かる存在感に満足という投稿。
気になる口コミ
- シャッター音が気になる人も:撮影音が大きめで気になるという声。(※自分はそこまで気になりませんでした)
- グリフを結局あまり使わない:面白いけれど日常では出番が少なく、想像より使わなかったという正直な声。
- 一部アプリが入れられない:マイナポータルアプリがProでは表示されず、入れられなくて困ったという投稿。
📝 管理人メモ
口コミを横断して見ると、グリフは「決め手にする人」と「あれば嬉しい程度の人」にきれいに分かれます。分かれ目は、通知をスマートウォッチで受けているかどうか。腕時計で通知を確認できる人ほど、背面の演出は実用というより「遊び」として捉えている印象でした。
Nothing Phone 4aや同ミドルレンジ帯スマホとの比較
同じ予算で迷いやすいのが、廉価版の「Nothing Phone 4a」と、定番ミドルの「Google Pixel 10a」です。
まず性能・機能を並べて、そのあとで「結局どう選ばれているか」を見ていきます(いずれも調査時点の仕様)。
| 比較軸 | Nothing Phone 4a Pro | Nothing Phone 4a | Google Pixel 10a |
|---|---|---|---|
| 価格(調査時点) | 直販79,800円 | 58,800円〜(8+128GB) | 79,900円〜(128GB) |
| SoC | Snapdragon 7 Gen 4 | Snapdragon 7s Gen 4 | Tensor G4 |
| RAM / ストレージ | 12GB / 256GB | 8GB / 128GB〜 | 8GB / 128GB〜 |
| ディスプレイ | 6.83型・最大144Hz | 6.78型・最大120Hz | 6.3型・最大120Hz |
| カメラ構成 | メイン+光学3.5倍ペリスコープ望遠+超広角 | メイン+光学3.5倍ペリスコープ望遠+超広角(Proと近い構成) | 広角+超広角の2眼(望遠レンズなし・最大8倍の超解像ズーム) |
| バッテリー / 充電 | 5,080mAh / 50W有線 | 5,080mAh / 50W有線 | 5,100mAh / 30W有線 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 | 対応(最大10W) |
| 背面の演出 | グリフマトリックス(137個のLED) | グリフバー(63個のLED) | なし |
| 重さ | 約210g | 約205g | 約183g |
性能の数字で見ると、3機種の差は意外と整理しやすいです。
Nothing Phone 4a Proは、より上位のSnapdragon 7 Gen 4と12GB RAM、144Hz表示で、3台のなかでは処理面の余裕が一番あります。廉価版の4aはSoCがSnapdragon 7s Gen 4・RAM8GBと一段控えめですが、カメラの構成はProとかなり近く、光学3.5倍のペリスコープ望遠を約2万円安く手に入れられるのが大きな魅力です。
対するPixel 10aは、望遠レンズを積まず広角+超広角の2眼で、ズームはAI処理(超解像)で補う方向です。
代わりに、3台で唯一ワイヤレス充電に対応し、本体が約183gと軽く、GoogleのAI機能や写真編集の使い勝手で選ばれています。ハードの望遠で寄りたいか、AI処理込みの「撮って整える」体験を取るか、で性格が分かれます。
結論として: 個性と処理の余裕、ハードの望遠まで欲しいならNothing Phone 4a Pro。同じ望遠を安く味わいたいなら廉価版の4a(ただし楽天モバイルでは取り扱いがなく直販やAmazonでの購入になります)。軽さ・ワイヤレス充電・GoogleのAI機能を重視するならPixel 10aが向いています。
買う前に知っておきたい注意点
口コミと仕様を合わせて見たときに、購入後に「知らなかった」となりやすい点をまとめます。
- マイナポータルアプリがProでは入れられない:口コミでも指摘があり、2026年5月時点でProはマイナポータルアプリが非対応との情報です。マイナンバー関連の手続きをスマホで完結したい人は、購入前に最新の対応状況を確認してください。
- ワイヤレス充電は非対応・ACアダプターは非同梱:50Wの有線充電には対応していますが、充電器は別途用意が必要です。
- microSD非対応(256GB固定):容量を後から増やせないので、写真・動画が多い人はバックアップ前提で。
- 防水はIP65:雨や水滴程度は問題ありませんが、水没を想定した使い方は非推奨です。
- 約210gとやや重め:長時間の片手操作では重さを感じる人もいます。
買うべき人 / 見送るべき人
買うべき人
- 人と同じスマホはイヤで、見た目や個性にお金を払いたい人
- 背面の演出やウィジェットを自分好みに作り込んで遊びたいガジェット好き
- この価格帯で望遠カメラとFeliCaを両立したい人
- 通知をスマートウォッチで受けていて、本体は「楽しさ」で選びたい人
見送るべき人
- ワイヤレス充電を日常的に使っている人
- マイナポータルアプリをこのスマホで使いたい人(現状Proは非対応の情報)
- 重いゲームを高画質で長時間遊びたい人
- とにかく軽さや、スピーカー単体の音質を最優先する人
よくある質問
Q. FeliCa(おサイフケータイ)は使えますか?
A. 日本版は対応しています。モバイルSuicaやiD、QUICPay、楽天Edyなどが利用できます。海外から輸入したモデルはFeliCa非対応になるので、購入元には注意してください。
Q. グリフマトリックスはオフにできますか?
A. 任意でオフにできます。通知や着信はスマートウォッチでも確認できるので、演出が不要なら無効化しても普通のスマホとして使えます。
Q. 廉価版のNothing Phone 4aとの違いは?
A. 4aは背面が「グリフバー」というシンプルな仕組みで、シースルーの樹脂ボディ、価格は58,800円〜と約2万円安い構成です。ただし楽天モバイルでは取り扱いがなく、直販やAmazonでの購入になります。Proはメタルユニボディ+グリフマトリックス+144Hzディスプレイで、より上位の作りです。
Q. ワイヤレス充電には対応していますか?
A. 非対応です。有線は50Wの急速充電に対応していますが、ACアダプターは同梱されないため別途用意が必要です。
Q. マイナポータルアプリは使えますか?
A. 2026年5月時点では、Proではマイナポータルアプリが表示されず利用できないという情報があります。マイナンバー関連の手続きをスマホで完結したい人は、購入前に最新の対応状況を確認してください。
まとめ

正直に言うと、グリフマトリックスはスマホとして必ずしも必要な機能ではありません。
オフにもできますし、通知や着信はスマートウォッチを持っている人ならそちらでも確認できます。
それでも、この「他のスマホとは明らかに違う見た目と機能」は、Nothing Phone 4a Proにしかありません。
「別にこれが無くても困らないけど、遊び心として楽しい」という気持ちは、ガジェット好きならきっと分かるはずです。
価格は直販で79,800円。いわゆるミドルレンジの値段ですが、この価格で望遠カメラとFeliCaを積み、OSアップデート最大3年・セキュリティ最大6年のサポートも公言されています。
ワイヤレス充電やマイナポータルアプリといった引っかかりは事前に確認しておくべきですが、そこさえクリアできれば、「人と違うスマホが欲しい」という気持ちにはしっかり応えてくれる一台でした。
iPhoneや定番のAndroidに少し飽きていて、変わったオシャレなスマホにしたい人は、候補に入れてみてください。








![Google Pixel 10a 8GB 128GB [Berry] 白ロム/スマートフォン本体/SIMフリー Google Pixel 10a 8GB 128GB [Berry] 白ロム/スマートフォン本体/SIMフリー](https://m.media-amazon.com/images/I/41lyftSJMXL._SL500_.jpg)
